ウェイトトレーニング -実践編-は、中級者以上向けにオススメの最高峰のトレーニング理論本です。
山本先生が以前に書かれた2冊の本の内容をまとめた本です。
- 部位別トレーニング法-胸と背中、腹編-: 山本義徳 業績集 10
- 部位別トレーニング法-肩と腕、脚編-: 山本義徳 業績集 11
この内容に加筆修正をしたものです。
上の二冊はKindle版しかなかったので紙派の人には待ちに待った1冊です。
辞書的に活用することが多いので、パラパラめくれるペーパーバック版のほうが僕はおすすめです。
ウェイトトレーニング -実践編-の書籍情報
著者 |
山本義徳 トレーニング指導者、ボディビルダー、サプリメントでは日本一詳しいと呼び声の高いパーソナルトレーナー。愛称は筋肉博士。 個人的に山本先生の本のおかげで筋肉が明らかに大きくなってきています。 |
初版 | 2018/11/1 |
販売価格 | Kindle版のみなので記載なし |
出版社 | NextPublishing Authors Press |
ページ数 | 204ページ |
目次
- 1章 大胸筋のトレーニング法
- 2章 背中のトレーニング法
- 3章 肩のトレーニング法
- 4章 上腕三頭筋のトレーニング法
- 5章 上腕二頭筋のトレーニング法
- 6章 前腕のトレーニング法
- 7章 脚と尻のトレーニング法
- 8章 腹筋のトレーニング法
ウェイトトレーニング -実践編-の概要
部位別トレーニング法2冊をまとめた内容ですので、
それぞれの書評記事の紹介を概要の代わりとさせていただきます。
部位別トレーニング法-胸と背中、腹編-: 山本義徳 業績集 10
僕は大胸筋が発達しやすくて、背中があまり強くないタイプなのですが
この本の背中の項目を読んで、チンニングをはじめてからモリモリと大円筋と広背筋が成長してきました。
自重トレーニングってウェイトトレーニングに慣れてくると、
どこか甘くみてしまいがちじゃないですか。それが間違いだと反省した書です。
どの運動も使い方次第で目的達成の道具になるですよね。
あと腹筋のトレーニングは無闇に高回数を重ねるのではなく、
全可動域性も考慮が必要という考察が新視点でした。
【書評】部位別トレーニング法-胸と背中、腹編-: 山本義徳 業績集 10
部位別トレーニング法-肩と腕、脚編-: 山本義徳 業績集 11
日本一腕が太いと言われた山本先生の腕トレが書かれている本。
トレーニングをするなら、逞しい腕はだれても欲しいパーツではないでしょうか。
スーパーセットで二頭筋と三頭筋を組むメニューを提案されているのですが、
これやってるとホント腕が太くなります。本当です。
僕は個人的に腕相撲に強くなる方法が参考になりました。ついつい書評にも熱が入ってしまっています。
最近はトレーニングメニューに背中編に紹介されていた
肩甲下筋チンニングを導入してパワーアップを図ってます。
【書評】部位別トレーニング法-肩と腕、脚編-: 山本義徳 業績集 11
まとめ
ウェイトトレーニング -実践編-は、山本先生の具体的なトレーニング手法がつまった珠玉の1冊です。
中級者と上級者向けにそれぞれメニューが組まれており、もちろんファンにはお馴染みのマンデルブロトレーニングのメニューも記載されています。
ウェイトトレーニング理論編にもマンデルブロトレーニングの具体的なメニューは掲載されているのですが、
部位別ではより特化した内容が書かれているように思われます。
トレーニングのフォーム本は初心者用のものが多く、中級者以上は満足できないことが多いのですが
本書は上級者まで完全対応です。
何年もかけて蓄積された実践的なチップスが詰まった1冊ですので、より高みを目指すトレーニーには文句なしにオススメの本です。